6月21日 アクセシビリティを高めて離脱率を低くするための5つのポイント ①/2

1.ボタンやリンクをわかりやすく意味のあるものにする

わりとよくある話ですが、コンテンツの概要が述べられた後に、「もっと学ぶ」「もっと読む」「もっと見る」があらゆる箇所に点在しているサイトを見たことはないでしょうか。

もしかしたら、こういうリンクやボタンに出会う度にげんなりしてしまう人もいるかもしれません。

音声読み上げ機能を使っているユーザーにとっては、ページ遷移をそれほど意識せずにページ移動が行える一方で、見えない分コンテンツを見逃してしまっているのではないかという恐怖もあります。
視覚障がいを持つユーザーが音声読み上げで「もっと学ぶ」という言葉に出会った時に、果たして「もっと」とはどういうことなのかを理解するのは簡単ではないかもしれません。

同様に、「リンク先はこちら」「詳細はこちらのページ」という形でリンクを貼るのもアクセシビリティを低下させます。
また、リンク先のURLをそのまま貼る行為(例:http://nicepress.net/)も、なぜリンクがそこにあるのかが文脈上明確でなければ、できるだけ避けるべきです。

音声読み上げでは、短くても長くても、そのままURLが読み上げられてしまうからです。

一方で、ユーザビリティが確保されたホームページを考えてみましょう。
リンク先のテキストは、はっきりと具体的な言葉で、リンクを押せばどこに飛ぶのかがわかる言葉を選びましょう。
また、リンク先がPDFやビデオである場合は、そのことを「リンク内で」明示しましょう(リンク内であるべき理由は、音声読み上げ機能を使った時にも音声でそのことが伝わるからです)。
 
 

2.画像に明確で便利なaltタグをつける

Altタグについてもあまり意識をしていないかもしれませんが、ホームページ上で音声読み上げ機能を使うユーザーにとっては重要な役割を担います。

もちろんAltタグはページを表示しているだけでは見えません。

しかし、視覚に障がいを持ったユーザーにとって、Altタグがなければ、その画像やインフォグラフィックなどの内容を理解することは難しくなります。
 一方で、Altタグを付けることで、円グラフやヒーロー画像、インフォグラフィックなどのイメージが伝える情報を誰もが逃さないように工夫することができます。

最近は減りましたが、ブラックハットSEOと呼ばれる、HTMLタグの改変で検索順位を上げていたかつての時代では、Altタグはページのキーワードをいくつも羅列するだけのために使われていました。もちろん音声読み上げ機能を使っているユーザーにとっては大迷惑でした。

Altタグを誤った形で使ったせいで、検索エンジンはそうしたページの検索順位を落として、中身のある情報を提供するホームページを優先的に検索結果の上位に上げました。

リンクテキストと同様に、Altタグも簡潔で、十分に説明していて、自然な言葉で表現することが大切です。

画像にスマートフォンの利用状況を示した棒グラフのような便利なデータがあるのであれば、Altタグにもできるだけそのグラフからわかるものを表記しましょう。
 
 
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